上記のような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は思いっきり泣ける小説について具体的におすすめ5選をご紹介していきます。
本記事を最後までじっくりと読めば前が見えなくなるくらい思いっきり泣ける小説と出会えると思いますので、ぜひ読んでみてください。
小説でも感動して泣いてしまうことってたくさんありますよね。
さらに記憶を消して読みたい小説について「【2024年】記憶を消して読みたい小説おすすめ5選【厳選】」で具体的にご紹介しているのであわせて読んでみてください。
中・高校生におすすめの思いっきり泣ける小説5選
それぞれ具体的にご紹介していきます!
①【小川洋子】博士の愛した数式
最初に紹介するのは「博士の愛した数式」です。
「博士の愛した数式」は2003年に新潮社から刊行されました。
交通事故の後遺症で記憶が80分しか持たない元数学者の「博士」は数学への深い愛情を持ち続けているすこし変わった博士です。彼のもとに派遣された家政婦の「私」は博士の独特な人柄と数学への情熱に触れて次第に心を通わせていきます。
さらに家政婦の10歳の息子「ルート」が加わり、3人の間には温かい絆が生まれていく心が癒される物語です。
数学を絡ませながら人間の暖かさを感じる巧みな表現にとっても癒されます。
②【J.D.サリンジャー】ライ麦畑でつかまえて
次に紹介するのは「ライ麦畑でつかまえて」です。
「ライ麦畑でつかまえて」はアメリカの作家J.Dサリンジャーによる長編小説で日本では複数の翻訳版が刊行されています。
主人公のホールデン・コールフィールドは16歳の高校生です。成績不振により名門私立高校を退学処分となってしまいます。
主人公はニューヨークの街を彷徨いながら様々な人々と出会い社会や大人たちの偽善に対する反発や自身の孤独感と向き合っていきます。
名作中の名作で涙腺崩壊してしまうと思いますので、ハンカチのご用意を忘れずに。
③【瀬尾まいこ】そして、バトンは渡された
次に紹介するのは「そして、バトンは渡された」です。
「そして、バトンは渡された」は2018年2月に文藝春秋から刊行された比較的に新しめの小説です。
主人公の森宮優子は幼少期から複数の親の間を渡り歩いてきました。実の母親は他界しており父親が再婚と離婚を繰り返す中で優子は血のつながらない親と生活を共にします。
特に自由奔放な義母「梨花」との生活は優子に大きな影響を与えることになります。
2021年には永野芽郁さん主演で映画化もされている人気の作品です。
④【村上春樹】ノルウェイの森
次に紹介するのは「ノルウェイの森」です。
「ノルウェイの森」は1987年に講談社から刊行された村上春樹の代表作です。
主人公の「僕」は37歳の時に飛行機でビートルズの「ノルウェイの森」を耳にして19歳だった1969年の出来事を回想します。
主人公は親友の死をきっかけに元恋人「直子」と再会して複雑な関係になってしまいます。一方で通っている大学で知り合った「緑」との仲も深まり主人公は直子と緑の間で複雑な気持ちを揺らしながら自身と向き合っていきます。
淡い青春の表現が上手で言葉で言い表せれない気持ちになりました。
⑤【住野よる】君の膵臓をたべたい
次に紹介するのは「君の膵臓をたべたい」です。
「君の膵臓をたべたい」は2015年6月に双葉社から刊行された住野よるのデビュー作であり代表作でもある大人気作品です。
高校生の「僕」は病院で「共病文庫」と書かれた日記を拾います。実はその日記はクラスメイトの「山内桜良」が膵臓の病を患っていることを綴ったものでした。
明るい性格の桜良は「僕」に自分の秘密を知られたことをきっかけに彼を自分の「死ぬまでの友達」として接するようになっていきます。二人は限られた時間の中で普通の高校生として楽しい日々を過ごすのですが...
読み終わった時には本当に涙が自然に溢れ出てきて止まりませんでした。
まとめ:中・高校生向けの思いっきり泣ける小説は君の膵臓をたべたいがおすすめ!
今回は思いっきり泣ける小説についておすすめ5選を紹介しました。
「結局のどれが一番良いの?」という場合には君の膵臓をたべたいが一番おすすめです。「思いっきり小説を読んで泣きたい」「難しすぎない話の泣ける小説が読みたい」という悩みを吹っ飛ばしてくれる作品ですので、ぜひ試してみてください。
今回もご愛読ありがとうございました!
さらに伏線回収がすごい小説について「【2024年】伏線回収がすごい小説おすすめ5選【思わず唖然】」で具体的にご紹介しているのであわせて読んでみてください。