上記のような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は一気読みしたいミステリー小説について具体的におすすめ5選を紹介していきます。
本記事を最後までじっくりと読めば一気読みしてしまうようなミステリー小説に出会えると思いますので、ぜひ読んでみてください。
ミステリー小説は先の展開が全く読めないものばかりで面白いですよね。
さらに記憶を消して読みたい小説について「【2024年】記憶を消して読みたい小説おすすめ5選【厳選】」で具体的にご紹介しているのであわせて読んでみてください。
一気読みしたいミステリー小説おすすめ5選
それぞれ具体的に紹介していきます!
①【夕木春央】方舟
最初に紹介するのは「方舟」です。
方舟は「週刊文春ミステリーベスト10」と「MRC大賞2022」を受賞した先の展開が読めないミステリー小説です。
物語は大学時代の友達と従兄弟と一緒に山奥の地下建築を訪れた主人公「柊一」が偶然出会った三人家族と一緒に地下建築の中で夜を越すことになるところから始まります。翌日の明け方になると大きな地震が発生したせいで扉が岩で塞がれてしまいます。
さらに地震の影響によって地盤に異変が起きて水が流入し始めてしまいました。地下建築は水没してしまう危機的状況の中で殺人事件が起きてしまいます。
「タイムリミットはたった一週間。短期間で犯人を探し出すために推理していく」そんなミステリー小説です!
この作品は特に「心理戦などは欲しいけど難しい表現は苦手!」「誰も予想できない衝撃のラストを迎える作品が好き」という場合には悩みを吹っ飛ばしてくれる超ピッタリの作品ですので、ぜひ読んでみてください。
読み終わった後には今までにない感情が心の奥底にどっしりと潜み込んでくるような作品ですね。
②【宿野かほる】ルビンの壺が割れた
次に紹介するのは「ルビンの壺が割れた」です。
ルビンの壺が割れたは2017年に出版されたFacebookのメッセージを模した形式で話が進行していくという画期的なアイデアと思わず唖然とする衝撃の結末から注目を集めた作品です。
物語はかつて恋人同士だった水谷と未帆子が約30年ぶりにFaceookで再会するところから始まります。SNSアカウントを特定してきたり個人情報を聞き出そうとしてくる水谷に嫌悪感を感じる未帆子でしたが、学生時代や恋人時代などの思い出話に花を咲かせます。
未帆子に未練が残っているという水谷の発言からストーカー気質の元恋人との恋物語かと読み進めていると迎える衝撃のラストに開いた口が塞がりません。
ずっと説明のできない違和感を感じ続ける二人の会話ですが終盤に明かされる衝撃の事実を知るとスッキリします。
この作品は特に「1時間程度でサクッと読み切りたい!」「衝撃のラストを迎える作品を読みたい!」という場合には悩みを吹っ飛ばしてくれるピッタリの作品ですので、ぜひ読んでみてください。
③【服部まゆみ】この闇と光
次に紹介するのは「この闇と光」です。
盲目の姫「レイア」は目は見えないが王である父に世話をされながら穏やかに暮らしている。母は亡くなってしまっていて会うことはありません。レイアの王国は外国の支配下に置かれておりレイアと父は離宮に監禁状態にあります。
父は時々離宮を離れた「外の世界」に出かけることがあるが、もちろんレイアは一度も外の世界に出かけたことはない。レイアは離宮の中で何年も過ごしてきたが徐々に父が頭を抱えて悩むことが多くなり何か様子がおかしくなっていく...
レイアの閉ざされた世界と謎と魅力に満ちた世界が一体どうなってしまうのか考えながら読んでいると物語は衝撃の結末を迎えてしまいます。
独特の世界観と想像できないラストに完全に惹き込まれてしまいました。
④【秋吉理香子】監禁
次に紹介するのは「監禁」です。
幼い娘を持つ看護師の「由紀恵」は育児と仕事の両立に限界を迎えて勤務の最終日を迎える。夫の「雅之」が自宅で娘を見てくれているので、LINEでメッセージを送る。しかし、返信はない。不安になり電話をかけるがもちろん出ることはない。
由紀恵は自分に異常な執着をしていた不気味な患者の存在を思い出して妙な胸騒ぎを覚えます。突然の不自然な状況は急カーブの誰も予想できない結末を迎えることになります。
読んでいる途中で結末を予想してしまうこともあるのですが、監禁は全くわからないまま結末を迎えてぽっかりと開いた口が塞がりませんでした。
⑤【櫛木理宇】世界が赫に染まる日に
次に紹介するのは「世界が赫に染まる日に」です。
まだ中学三年生である「緒方櫂」は心の底から湧き出てくる怒りと共に復讐心をたぎらせていた。理由は従弟が上級生たちから壮絶ないじめに遭った末に意識不明の重体になったことに加えて妹も上級生によって性的暴行を加えられいていたからだ。
そんな緒方櫂は自殺願望を持つ変わった同級生の「高橋文稀」と共に復讐を誓います。二人は予行演習として少年法に守られて罰せられない犯罪者たちを次々と襲い始めるが...
復習の本当の意味を問いかける衝撃作です。
まとめ:一気読みしたいミステリー小説に迷ったら方舟がおすすめ!
今回は一気読みしたいミステリー小説についておすすめ5選を紹介しました。
「結局のどれが一番良いの?」という場合には夕木春央の「方舟」が一番おすすめです。「心理戦などは欲しいけど難しい表現は苦手!」「誰も予想できない衝撃のラストを迎える作品が好き」という悩みを吹っ飛ばしてくれる作品ですので、ぜひ試してみてください。
今回もご愛読ありがとうございました!
さらに伏線回収がすごい小説について「【2024年】伏線回収がすごい小説おすすめ5選【思わず唖然】」で具体的にご紹介しているのであわせて読んでみてください。