上記のような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は伏線回収がすごい小説について具体的におすすめ5選を紹介していきます。
本記事を最後までじっくりと読めば思わず口が開きっぱなしになる伏線回収が衝撃的な作品と出会えると思いますので、ぜひ読んでみてください。
点と点がつながっていき衝撃が体を走り抜ける感覚がたまらないですよね。
さらに一気見したい小説について「【2024年】一気読みしたいミステリー小説おすすめ5選【厳選】」で具体的にご紹介しているのであわせて読んでみてください。
伏線回収がすごい小説おすすめ5選
それぞれ具体的にご紹介していきます!
①【湊 かなえ】リバース
最初に紹介するのは「リバース」です。
「リバース」は2015年に講談社から単行本として刊行されました。
平凡なサラリーマンである「深瀬和久」は行きつけの珈琲店で出会った「̩越智美穂子」と交際を始めます。しかし、美穂子の職場にある日「深瀬和久は人殺しだ。」という告発文が届きます。
深瀬は3年前に大学のゼミ仲間とした旅行で亡くなってしまった友人「広沢由樹」関する秘密を抱えておりその過去が再び彼の前に立ちはだかります。告発文の送り主を突き止めるために深瀬は広沢の死の真相を探り始めます。
最初から最後までずっと面白くて一気読みしてしまいます。
②【我孫子 武丸】殺戮に至る病
次に紹介するのは「殺戮に至る病」です。
「殺戮に至る病」は1992年に刊行された巧妙な叙述トリックと衝撃的な結末が超話題になった作品です。
物語は東京の繁華街で猟奇的な連続殺人事件が発生したところから始まります。犯人とされる「蒲生稔」は次々と女性を惨殺してしまいます。
蒲生稔と母親である「雅子」さらに元刑事の樋口の第三者の視点から物語は進行していき事件の真相に迫っていきます。
あらすじだけだと普通のミステリー小説のように見えますが誰も予想できない衝撃の展開を迎えるので絶対に読んでほしい作品です。
③【辻野 行人】十角館の殺人
次に紹介するのは「十角館の殺人」です。
「十角館の殺人」は1982年に刊行された館シリーズの第一作目であり日本のミステリー界に超本格ブームを巻き起こしました。
ある日、K大学推理小説研究会のメンバー7人が無人島の角島にある十角形の館で合宿を行います。しかし、次々とメンバーが殺害されてしまい館内は恐怖と疑心暗鬼に包まれます。
一方で本土は彼らの友人である江南孝明と島田潔が過去の事件と関連性を探り始めます。
ミステリーブームの火付け役だけあって上手く組み込まれたトリックを見破ることができませんでした。
④【歌野 晶午】葉桜の季節に君を想うということ
次に紹介するのは「葉桜の季節に君を想うということ」です。
「葉桜の季節に君を想うということ」は2003年に文藝春秋から刊行された作品です。
主人公の「成瀬将虎」はフィットネスクラブで知り合った後輩の「芹澤清」から想いを寄せる「久高愛子」の相談に乗ってほしいと頼まれます。
愛子は悪徳商法業社による保険金詐欺に巻き込まれた疑いがあり警察に相談できないため将虎に調査を依頼します。同時期に将虎は地下鉄で自殺を図ろうとした麻宮さくらを助けて交流が始まります。保険金詐欺の調査とさくらとの関係が交差して物語は衝撃の展開を迎えます。
予想外のラストに思わず唖然としました。
⑤【道尾 秀介】カラスの親指
次に紹介するのは「カラスの親指」です。
「カラスの親指」は2008年に講談社から刊行されました。
主人公の「武沢竹夫」は過去の出来事から詐欺師として生計を立てています。ある日、同じ詐欺師の「入川鉄巳」と出会いコンビを組むことになります。
その後、スリを生業とする少女「まひろ」少女の姉「やひろ」やひろの恋人「貫太郎」と一緒に共同生活が始まることになります。しかし、彼らの前には過去の因縁が立ちはだかり復讐を誓うことになります。
映画化された作品で巧妙なトリックからたくさんの読者を驚かせました。
まとめ:伏線回収がすごい小説に迷ったら十角館の殺人がおすすめ!
今回は伏線回収がすごい小説についておすすめ5選を紹介しました。
「結局のどれが一番良いの?」という場合には十角館の殺人が一番おすすめです。「驚くようなトリックを味わいたい!」「巧妙な伏線回収を体験したい!」という悩みを吹っ飛ばしてくれるアイテムですので、ぜひ試してみてください。
今回もご愛読ありがとうございました!
さらに記憶を消して読みたい小説について「【2024年】記憶を消して読みたい小説おすすめ5選【厳選】」で具体的にご紹介しているのであわせて読んでみてください。